外壁タイルが落ちる(剥離)3つの原因
外壁タイルが剥離するということは滅多にないことですが、原因としてあるのは主に以下の3点です。
1.雨水
一つ目の原因は、雨水です。雨水が浸み込むことでタイル剥離の原因となります。
2.熱膨張
二つ目の原因は、熱膨張です。近年の猛暑で住宅内部の躯体部分が膨張してタイル剥離に繋がってしまうということです。
3.そもそもの施工不良?
三つ目の原因は、そもそもの施工不良?も一部あるかもしれませんね。
実はそれぞれの原因が起きやすい場所・建物であれば、再度、外壁タイルの剥離が発生する可能性もありますので、都度補修が必要になってきますので、以下に補修方法を記載しておきますね。
外壁タイルの補修方法
以下に補修方法を記載しておきますね。
➀タイルが浮いているだけの場合
エポキシ樹脂を注入し再接着させます。
②タイルが完全に剥離してしまった場合
剥離した部分を剥がして、セメント圧着、もしくは樹脂ボンドで再施工をします。
単純な作業のように見えますが、見えない部分で浮いている箇所等もありますし、高所部分等でも、浮きや剥離がある場合には、通行人や住居人の危険も繋がりますので、比較的に早めの補修をおすすめしています。
今後、タイルが落ちないようにするために
補修後、タイルが落ちないようにするためには以下の3つの方法があります。建物や予算に合わせた方法を選び建物と、安心できる住環境を守ってまいりましょう。
1.目地の撥水処理や目地の塗装
雨水による外壁タイルの剥離に対しては、撥水処理や目地の塗装を行います。
2.雨水タイルを選ぶ
熱膨張による外壁タイルの剥離を防ぐためには、以後、新築時にはなるべく色の薄いタイルを選ぶように心がけていきましょう。私たちの経験から、薄いタイルよりも濃い色のタイルのほうが、浮き・剥離が多いという現状を見てきましたから。
3.タイル・ホールド塗装工法©
最後の方法は、タイル・ホールド塗装方法©です。こちらは、日本特殊塗料ハイプルーフ(施工店限定・クローズ塗料・・23℃で460%の伸縮率の塗料)をタイルに塗装する工法です。
タイル・ホールド塗装工法©は、特殊な施工法ですので、全国でも施工できる塗装店が限られると思いますが弊社でも対応が可能ですので、外壁タイルの剥離でお悩みのオーナー様、お施主様は、お気軽にご相談ください。