防水工事とは?
防水工事とは、雨漏りを未然に防止・対処するために行う工事です。防水工事が必要な箇所は様々ありますが、屋根が無い場所で屋上がある建物に防水工事を行います。防水工事を行うことで、家の耐久性が10~20年高くなります。その後は、定期的なメンテンナスを行うことが大切です。
防水工事の流れ
高城塗装店では劣化状況を確認し、建物の種類や構造によって防水工事の手法を変えております。立地なども十分考慮して工事に取り掛かります。
※それでは、一番主流のウレタン防水工事で作業の流れをご紹介します。
①まずは、現地調査を行います。
まずは、お客様のお家にご訪問させていただき、調査診断させていただきます。防水工事の現地調査で見るポイントは、雨漏り、床のひび割れ、塗膜剥がれなどです。およそ1時間弱ぐらいの時間をかけて詳しく診ていきます。お客様の家には綺麗な服装で、おじゃまさせて頂きますのでどうぞご安心ください。
②足場を設置します。※必要に応じて
防水工事の場合は、必要に応じて足場架設を行います。場合によっては、足場を架設しない場合もあります。架設のする際は、大切なお家を傷つけないように、慎重に組み上げていきます。いい仕事をするにはしっかりとした足場があってこそです。
③高圧洗浄を行います。
高圧洗浄は、床についているコケや粉じんなどをしっかり取り除き、長持ちするきれいな下地にすることが目的です。塗福の職人は高圧洗浄の際に、傷んでいる部分をしっかり確認し、施工の段取りも構想します。
④下地調整を行います。
下地調整は、防水工事で最も重要な工程です。なぜなら、下地調整が悪いとその上から塗料を塗っても長持ちしないからです。 当店では、この”下地調整”に一番時間をかけています。
⑤下塗り
防水工事の下塗り材といのうは「ボンド」のような役割があります。つまり、中塗り材とくっつけて防水層を作るために大事な工程です。 塗り残しが無いように、隅々まで塗っていきます。
⑥通気緩衝シートを貼ります。
下地から発する蒸気によって防水層に内部からフクレを発生させてしまう恐れがあります。この膨れを防ぐために、通気性能がある通気緩衝シートと脱気筒を設けることで、蒸気を逃がし膨れを解消します。
⑦脱気筒の設置
脱気筒とは、防水層の下の湿気や空気を抜くためのものです。脱気筒は、新たに設置する場合や付け替える場合などあります。
⑧改修用ドレンの取り付け
改修用ドレンとは、ドレン付近からの漏水を防ぐために設置するものです。
⑨ウレタン一層目
ウレタン一層目は、重要な工程なりますので、硬めの材料で肉厚感を出すことによって、防水性能を高めていきます。
⑩ウレタン二層目
⑪トップコート
そして、最後の仕上げ塗りです。防水工事におけるトップコートの役割としては、ウレタン二層目で作った防水層の”保護”をするという役割です。 そのため隅々まで塗る必要があります。
⑪トップコートを塗布し完了!
そして、最後の仕上げ塗りです。防水工事におけるトップコートの役割としては、ウレタン二層目で作った防水層の”保護”をするという役割です。 そのため隅々まで塗る必要があります。
防水工事の費用・相場について
防水工事の、費用相場は以下になります。当店でも、建物の劣化状況で値段の変動はありますが、基本的には以下の相場で行っております。
工事の種類 | 費用(㎡) | 場所 |
---|---|---|
ウレタン防水 | 4,400円~ | 屋上 |
高強度ウレタン | 8,000円~ | 屋上 |
シート防水 | 4,000円~ | 屋上 |
FRP防水 | 8,000円~ | ベランダ |
アスファルト防水 | 8,000円~ | 屋上 |
複合防水 | 状況や仕様に合わせて変動 | 屋上 |