新築から5年間風が吹くたびに雨漏れがという話で地場ゼネコンの社長さんから相談が来ました。 建物はS造の4階建ての病院でした。施工した工務店さんはお手上げで借主の院長先生から社長に相談があったそうです。プライバシーの関係ですいません画像がファイバースコープのものしか上げられませんが、見てください。
雨漏りは1Fで壁と床の取り合いからしていたそうです。僕も実際の現場は見ていません。
現地に行き、看護師さんや先生から当時の状況・風向き・雨が降りだしてからの水が出るまでの時間など、わかる範囲で細かく聞き取り調査をしていきます。
水かけ実験は違うところから入っても同じ場所に出ることありますし、台風などの気象は再現できないのでうちでは希望されないと基本やっていません。
僕が行った日は雨の翌日早朝でした。赤外線カメラで確認をし、外観をチェック後ファイバースコープで調査しました。
4Fの笠木の中を見ています
凸凹しているのがALC
上に持ち上がっているのが塩ビシート防水です。
もうちょっと拡大すると・・・
違う角度から・・・
今回は瑕疵担保責任のことがあったので・・・
今回は、うちで施工すると責任の所在が不明確になるので施工はお断りしました。新築の施工業者が瑕疵担保責任期間中なんですね。なので設計と監督させてもらいました。新築の業者さんとしっかりと打ち合わせをし、最後まで見届けてきました。それからは今のところ雨漏れはないそうです。
新築の業者さんも防水屋さんからこれで大丈夫!!うちは問題ない!とずっと言われていたそうで、細かい知識は現場の職人じゃないとわからないですからね。ただずっと、困っていたそうです。やりすぎもお金がかかるので良くないですが、我々の世界は教わるところがほぼ親方なんですね。親方が無知だと知らず知らず悪気なくてもダメなのやっちゃうんです。僕もメーカーの施工や、他の業者さんのクレーム処理やっていなかったらわからないことがわからない状況になっていたんだなって常々思います。勉強しよう!勉強!!そんな毎日です。
何かあったらすぐに駆け付けますから何なりと連絡ください。
ありがとうございました。
代表親方 小早川和廉
塗替えをお考えの方は、ぜひ塗装職人直営店の高城塗装店をお尋ねくださいね。
屋根・外壁工事の会社の社長さんからの紹介です。
雨漏りなら小早川!!
というはなしだったそうです。