こんにちは!外壁塗装と建物修繕を行っている【高城塗装店】の小早川です。
今回は、鉄骨柱の内部劣化防止と耐久性向上のために行った
「グラウト材注入工事」の施工事例をご紹介します!
グラウト注入中/注入後の施工写真も掲載していますので、ぜひご参考ください。




【施工前の状態】鉄骨柱内部に水が溜まり錆が進行!
建物の鉄骨柱内部は、普段目に見えない場所ですが、水が侵入すると錆びて劣化が急速に進行します。
今回の現場では、すでに柱内部に水が溜まり、錆びがかなり進行している状況でした。このまま放置すれば、柱の強度が低下し、将来的に大きなトラブルにつながる危険性もあります。
【グラウト材注入中】劣化防止と防水性を確保!
鉄骨柱内部の水を排出した後、**セメント系防水材(グラウト材)**をしっかりと注入。
これにより、内部の空洞を充填し、耐久性と防水性を大幅に改善します。
💡セメント系防水材はアルカリ性のため、鉄骨の酸化(錆)を抑制する効果も期待できます。
【グラウト注入後】内部防水完了&水抜き穴確保!
注入後は防水層が形成され、柱内部への水の侵入をシャットアウト。
さらに今回作成した注入口は、今後のメンテナンス時に「水抜き穴」として再利用できるように設計しています。
これにより、万が一今後水が溜まった場合も早期対応が可能です。
【グラウト注入工事はこんな場所にも有効です】
今回のような鉄骨柱だけでなく、
- ベランダの手摺根元
- 屋上の支柱周辺
- 外壁と構造部の隙間
など、水の侵入が原因で腐食や膨らみ、剥がれが起きる場所へのグラウト注入は、建物寿命を延ばす有効な対策です。
【まとめ】見えない鉄骨内部の劣化対策もお任せください!
外からは見えない鉄骨の劣化は、気付いた時には進行していることがほとんどです。
「手すり根元が膨らんでいる」「防水層が盛り上がってきた」「鉄部が錆びてきた」といった症状がある場合は、早めの診断・修繕をおすすめします!
高城塗装店では、外壁塗装+構造補修+防水対策まで一貫して対応しています。
お気軽にご相談ください!高城塗装店までご連絡ください。