赤外線カメラの例⑨(S造5F雨漏り)

S造・5F建ての老人ホームの雨漏りです。

1F~5Fまで各所漏れを確認。縦のラインから各階ごとに横に枝が伸びている感じです。漏れが発生した当日はゲリラ豪雨で風はあまりなかったが前が見えないくらいの雨でした。短時間でやんだそうです。この場合多いのがオーバーフローです。私はまず漏れ位置の確認をし、図面に落としていきます。各階ごとに共通点がないか調べます。

5Fはほぼ漏れなし 多少濡れている状況                                       4Fは多少漏れていて巾木から水が少し                                        3Fは非常に多くトイレから手洗いまで水がふいていてバケツが必要でした。                       2Fはトイレのみ多少濡れていて室内の方に多少出ていました。                              1Fは滝のように出ていて5m四方が濡れている状況そこから3mくらい離れた場所でも確認できました

今回のこの漏れですが、ゲリラ豪雨で漏れているのですがドレンからでした。どうしてこういうことが起きたかなんですが、パイプがいろいろな場所から合流してきます。例えば、見えているパイプの許容量が100だとします。1本のパイプに30の水量が流れています。そのパイプが4本合流すると、30+30+30+30=120 許容量の100を超えます。20は流れずにたまります。これが時間の経過とともに増えていくことで配管の合流部分でオーバーフローしてしまうのです。

どのように調査しているかはレポートの解説をご参照ください。

リクエストがあれば他業者さんでも解説できる範囲でやっていきますのでお気軽に声かけてください。また、TESTOさんに問い合わせいただいても大丈夫です。

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