遮断熱塗装の工程を紹介します。
今回、使用しているのは日本特殊塗料の断熱ベース・水性パラサーモ外壁用シリコンです。日本特殊塗料は航空機などの塗料や車の断熱材なども作っているメーカーで防水材なども得意なメーカーです。
下地処理などの工程は省いた部分からの説明をしてきます。
まず、対象はモルタル壁です。モルタル壁の劣化のしかたを考えます。
1 クラック
2 表層劣化
主にこの二つです。表層劣化するものに対し、膜でつけていくと表層劣化で剥がれます。今回はまず浸透性のシーラーを入れていきます。たっぷり吸わせていきます

乾いた状態で表面がキラキラ光るまで2回~3回入れていきます。
表層のキラキラ確認後、中塗りをしてきます。

マスチックローラーでパターンを付けながら今回は施工しました。平らにするときは吹付などでやる場合もあります。あとは近所の状況によって変えたりしますね。

2回目です。厚くつけていきます。この塗料に小さな風船がいっぱい入っています。(イメージ)厚い方が空気層できるのでよりよくなります。これが終わるとようやく上塗りです。

中塗りです。色差が出るので差がわかりやすいですね。


上塗りが白に近いため色差わかりづらいですがこれで完成です。塗装も組み合わせで色々できます。例えばチョーキングがしないようにもできます。お化粧と同じですね。
何かお困りごとございましたら高城塗装店までご連絡ください。